
鬼師とともに、土・風・火の三段を二日かけて。日本家屋の棟の端に載る鬼瓦をつくります。窯を経て、約一か月後にご自宅へ届きます。
- 会場
- 長澤瓦商店
- 所要
- 2日間
- 定員
- 2〜6名
- 料金
- 要問い合わせ
屋根の顔は、いつも手でつくられてきた。
鬼瓦は棟の端に載る瓦で、家に入ってはいけないものを追い返すためにあります。伝統的な屋根のなかで、唯一「同じものが繰り返されない」部分です。一枚ずつ人が彫ります。その仕事には固有の名前があります。鬼師です。
この工房は、静岡市で唯一、瓦を焼ける窯を持っています。特注のガス窯、1,100度、釉薬なし。あの銀色は炭化だけで出しています。土は巴川のものです。
まず紙芝居で歴史を聞き、それから土に入ります。土・風・火の三段を二日に分けるのは、土を休ませる必要があるからです。手も同じです。

持ち帰るもの
当日は持ち帰れません。それがこの体験です。
自分の顔をした鬼瓦
工房の窯で焼き、釉薬をかけず、約一か月後にご自宅へ。「ご自身の作品」として発送します。飾り台をお付けします。
ほとんど誰も見ない仕事の、二日間
瓦は工務店が注文するもので、見学するものではありません。観光向けの版は存在しません。
古い屋根の見え方が変わる
このあと、通りがかる寺の棟が、違って読めるようになります。
二日、三段
土、風、火。速度は土が決めます。
一日目・土
道を知り、土を開く
一時間ほど。瓦の歴史、土の来た川、顔が何のためにあるのか。それから土を開きます。
一日目・風
顔を彫る
二時間ほど。木のへらで成形します。型で抜くのではなく彫ります。ここで自分のものになります。
二日目・火
仕上げて、窯に渡す
三時間ほど。整えて、磨いて、最後の細部。そのあと乾燥に入ります。
そのあと
窯と、ひと月
乾燥と焼成に約一か月。焼き上がりをKAI堂が引き取り、国際輸送用に梱包してお送りします。
到着
玄関に届く
ご自身の作品として通関し、飾り台とともに。
通訳はKAI堂が二日間同行します。工房の資料には英語版もあります。



細かいこと
含まれるもの
- 職人とともに過ごす工房での二日
- 土・道具・工房の窯での焼成
- 展示用の飾り台(KAIDOのお客様向け)
- 国際配送(弊社が梱包します)
- 日英の通訳
お伝えしておきたいこと
- 当日はお持ち帰りいただけません。焼成に約一か月かかります。
- 土と窯の仕事には失敗があります。焼成の際に割れたり、はぜたりすることが稀にあります。始める前に必ずお伝えし、起きた場合はご相談します。
- 服に土がつきます。汚れて困らないものでお越しください。
- 日程はそのたびに工房へ相談して決めます。現役の瓦屋で、見学施設ではありません。
場所
工房は静岡市内、旧東海道から内陸に入ったところにあります。送迎はご依頼の中で手配します。
二日にわたるため、あいだの晩はKAI堂の宿にお泊まりになる方が多いです。
よくいただく質問
- 料金はいくらですか
- ご依頼のたびにお見積りします。焼成、職人の二日分、国際配送のいずれも人数と配送先で変わります。ご依頼をお送りいただければ、金額をお返しします。
- 一日でできませんか
- きちんとはできません。土を休ませる必要があり、手も同じです。二日という形は工房のものです。
- 窯で割れたらどうなりますか
- 稀にあります。ご連絡してどうするかを相談します。黙って別のものをお送りすることはしません。
- 大きさと重さは
- つくるものによって変わります。発送前に重量を確認します。料金をそのたびにお見積りする理由のひとつです。