
五代目の和菓子職人が、道具を持って興津の家に来ます。その月にしかない菓子をつくり、つくった部屋で、お茶とともに食べて帰ります。
- 会場
- 清々庵
- 所要
- 約100分
- 定員
- 2〜8名
- 料金
- 要問い合わせ
通り過ぎる町で、五代続いている。
鉄道が来る前から、興津で菓子をつくってきた店です。いまは五代目。見学用の工房は持っていないので、道沿いの清々庵まで来て、その座卓で仕事をします。
和菓子は、つくる月と結びついています。同じ店が四月と十一月で違うものをつくるのは、飾りの話ではありません。材料も水も湿度も変わるからです。つくるのは「その月に許されているもの」です。
出来合いの土台を飾る時間ではありません。生地を練り、形にし、仕上げまでやります。二つ同じものをつくろうとすると、簡単ではないことがわかります。

持ち帰るもの
菓子を二つと、ものの見方をひとつ。
自分でつくった菓子を、その場で
一つはお茶とともにその場で。もう一つは持ち帰り。長くは持ちません。それも菓子の一部です。
なぜその形なのかがわかる
曲線のひとつひとつに理由があります。季節、花、山。知ってしまうと、店先の菓子が違って見えます。
午後の速度が変わる
座ってする、ゆっくりした仕事です。思ったより静かになる、と驚かれます。
当日の流れ
工房と同じ順番でやります。
会う
まずお茶
何もつくる前に、お茶と職人の菓子を一つ。狙う的を先に味わっておきます。
聞く
いまが何月か
どの材料を使い、どの形にするのか。なぜ他の形でないのか。
つくる
生地に手を入れる
手と木の道具で成形します。職人が直すのは形ではなく、力の入れ方です。
揃える
同じものを二つ
試されるのは美しさではありません。二つ目を一つ目と同じにできるかどうかです。
食べる
座って味わう
同じ部屋で、お茶とともに。持ち帰る分は包んでお渡しします。
通訳はKAI堂が入ります。
実際の体験の記録です。



細かいこと
含まれるもの
- 貸切(他のお客様と相席にはなりません)
- 材料・道具のすべて
- 菓子とともにお出しするお茶
- 日英の通訳
- お持ち帰りの菓子(箱入り)
お伝えしておきたいこと
- 小麦を含みます。季節の菓子は小豆を使うものが多いです。アレルギーはご依頼の際にお知らせください。
- 当日中にお召し上がりいただくのが一番です。持ち運びには向きません。
- 畳に座卓で行います。椅子のご用意もできます。
場所
清々庵は旧東海道の興津、駅から歩いてすぐのところにあります。
この家はKAI堂の宿でもあります。お泊まりの場合は、泊まる部屋でそのまま行います。
よくいただく質問
- 料金はいくらですか
- ご依頼のたびにお見積りします。職人がその組だけのために家まで来る形で、かつ菓子は月ごとに変わります。日程と人数がわかりしだい、金額をお返しします。
- つくるものを選べますか
- 選べません。月が決めます。いつ来られるかをお知らせいただければ、何をつくるかをお伝えします。
- 子どもでもできますか
- はい。年齢を問わず参加しやすい体験のひとつです。
- ベジタリアン・ヴィーガンでも大丈夫ですか
- 季節の菓子はもともと植物性のものが多いです。ご依頼の際にお知らせいただければ、その月の内容で確認してお返事します。