兄も、母も、父も剣道をやっている。16歳のアロナ・シュヴィヨは道場の隅で育ち、ある日そこに自分で立った。

Way of Life 第13話『私の居場所』は、アロナ・シュヴィヨ(16歳)のポートレート。撮影した道場は Budokan Lausanne。ここから先は、本編の字幕から起こした本人の言葉です。見出しと並びは本編の章立てに合わせています。

だって、構えて立っただけで、全部読まれている気がするから。

家族みんな、剣道

家族みんなが剣道をやっています。兄も、両親もふたりとも。その環境で育って、ある時、自分もやってみたくなった。そのまま続けて、今ではいちばんのスポーツです。

私の居場所

「この瞬間」というのはなかったと思います。剣道は大きな家族みたいなもの、どこへ行っても歓迎してくれて、人と出会ううちにここが自分の居場所だと感じ始めました。いつもと違う環境で、友達に会えるから。そうやって、剣道は自分のものだと、思うようになったんです。

礼に始まる

はい。規律の部分ですね。剣道は武道ですから。

武道としての側面と、正しい礼法があります。そこが剣道の中の日本文化で、いちばん大きな部分だと思う。人の話を聞くこと、相手を敬うこと、他ではあまり見ないものです。

それが剣道の中にある。日本の文化だと思います。

日本の剣士と

まず、日本の剣士と手合わせして、その差を実感してみたい。だって、構えて立っただけで、全部読まれている気がするから。その差をこの目で、確かめたいんです。

もちろん、上達のコツも、教えてほしい。

本物の剣道を見て、目指すべき、目標にしたいんです。

このシリーズについて

「Way of Life」は、道を生きる人たちの短いポートレート集です。ひとりにつき、ひとつの言葉。撮影・編集は KAIDO Inc.