ダニエル・アントニ四段が剣道と出会ったのは、ジブリ映画だった。剣道のために日本へ渡り、3年を稽古に費やした。
Way of Life 第2話『生きがい』は、ダニエル・アントニ(四段・BUDO XI(パリ))のポートレート。撮影した道場は BUDO XI, Paris。ここから先は、本編の字幕から起こした本人の言葉です。見出しと並びは本編の章立てに合わせています。
剣道がすべてをくれました。日本で働く機会も、友人も、出会いも、キャリアも。いま人生にあるもの、自分を成すもの——全部、剣道がくれたものです。
はじまりは、もののけ姫
剣道を始めた理由は若いときから、日本が大好きで、そのとき、ジブリの『もののけ姫』を。見たんです。侍と江戸時代、大和魂の文化を調べて、ネットで稽古を見つけて、かっこいいと思った。それで、剣道を始めたんです。
剣道のために、日本へ
15歳のとき、1年だけやったけど——それは数えません。22歳で剣道を始めて、フランス代表になりたかった。3年間練習して、代表グループに入りました。だから、剣道のために日本へ——3年間、行ったんです。
生きがい
家族も喜んでくれてね。日本での歳月は家族が誇りに思ってくれて、その後のキャリアを築く。自信もくれました。
「生きがい」とまでは言いません。でも、本当に大切な、40歳のいまの自分を作ったものなんです。シンプルなことです。
剣道に打ち込むのは。
剣道がくれたものを剣道に返すためです。
このシリーズについて
「Way of Life」は、道を生きる人たちの短いポートレート集です。ひとりにつき、ひとつの言葉。撮影・編集は KAIDO Inc.
